2018年8月22日にconnpassに登録してから定期的に勉強会に参加しているので、(まずは)2018年に参加した勉強会をまとめてみた。
勉強会に参加するまで分からないことがあれば自分でネットで調べたり本を買ったりして勉強していたけど、
- 勉強したいことの幅と深さに限界があると思った 。
- 自分の会社以外のエンジニアってどんな人がいるのか知りたかった 。
という思いがあったので色々参加してみることにした。
目次
- 2018/09/22 組込みDL体験コース
- 2018/12/01 Chainer Beginner's Hands-on Course #01
- 2018/12/27 Neural Network Console ハンズオンセミナー in ソニー
2018/09/22 組込みDL体験コース
connpass.com
東京駅近くのビルの一室で行われたイベント。場所がわかりにくかった。
内容は、前半はディープラーニングの簡単な講習と後半はtiny-YOLOをラズベリーパイ上で動作させる実習があった。オリジナルtiny-YOLOをパソナテックのフレームワーク「コキュートス」に変換してそれをC言語でラズパイ上に実装した。
パソナテックの研修のお試し版のようで、これをもとに実践コースというものを開発しているとのこと。
講習はneural neworkの種類やconvolutionの概要、あとYOLO階層構造について触れていた。convolutionなのに一部separable convolutionかのように説明されていたのが気になった。
実習はデフォルトのエディタしかないのでviとか使えないと厳しいかも。C言語使えてちょっとディープラーニング触ってみたいという人にはちょうどいいイベントかも。
2018/12/01 Chainer Beginner's Hands-on Course #01
chainer.connpass.com
会場は六本木のGoogleオフィス。いろはすが無料だった。このイベントで初めてDefine by runを使って使いやすさに感動した。
Chainer入門のイベントで、Chainer使ってアプリケーション開発しようという内容。全4回で構成されていて、初回に参加した。
Google Colaboratory上で実行できる説明資料が公開されていて、基本的にそれを順番に実行していく形式。初回はFashion-MNISTの学習だった。
chainer-colab-notebook.readthedocs.io
また当日の様子が中継されており、YouTubeで視聴することもできる。 www.youtube.com
資料が分かりやすい+YouTubeでの説明付きなので、現地参加していかなくてもある程度自習できるけど、現地参加ならチューターがいるので分からない箇所はその場ですぐ質問できるというメリットもある。
2018/12/27 Neural Network Console ハンズオンセミナー in ソニー
nnc.connpass.com 大崎のソニーで開催されたNeural Network Consoleのセミナー。講師はソニーの人ではなかった。
Neural Network Consoleで学習したモデルをお絵描きWebアプリに組み込むハンズオン。MNISTを学習させて、ブラウザ上で数字を書くとモデルが予測した数字をプリントするみたいなやつ。最初に資料を渡されてそれを見ながら各自進めていき、分からないところがあれば質問するというスタイル。自分のペースで進めていけるので良かった。
GUIでパズルみたいにモデルを作るのが楽しかったのと、モデルの作成から学習、評価までブラウザ上で完結してできるのが開発しやすいと感じた。
個人的には各レイヤーの入出力が可視化できたり、エラーの分析機能だったり、学習/評価データの分布が見れたりできたらさらに使いやすいと思った。